2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

増税、新党、エネルギー

1.それを日本ではサギと呼ぶ 民主党にも税制調査会があるという。議論する前から結論が決まっているならば調査会は必要ない。その会長氏が、「ゼロ成長でも増税できる」と述べたという。デフレから脱却できなくても消費増税は可能との見解を示したという。法…

看板を架け替えても

解散時期を明示できないため自民党、公明党との話合いは決裂した。法務大臣が体調不良を理由に辞任した。年内解散論を主張する閣僚に執行部は不快感を示しているという。何が起こっているのか国民にはわかりにくい。既に民主党内閣は分裂していて収拾がつい…

張子の虎と絵に描いた餅

中国の反日暴動のために保険料率が上がっているという。中国の経済制裁は日本国内でも影響を及ぼし始めた。沖縄の9月の観光客数を見ると、中国からのお客様は200人減少したとのことだ。8月までは前年同月比で大幅に増加していたので、マイナスになったインパ…

靖国神社への参拝 冠婚葬祭は土地の習俗

自民党の安倍晋三総裁が靖国神社の例大祭に参拝された。民主党でも二人の大臣が参拝した。ロイター通信と日本の共同通信は、「釣魚島をめぐって中国との関係が緊張している中、靖国神社を参拝したことは中国をさらに怒らせ、中国、南北朝鮮の隣国の反日感情…

延命政権の暴走 責任は野党に予算は与党で

自公民の3党党首会談が決裂した。首相は衆院解散の時期を明示しなかったという。誰が見ても延命しか考えてない内閣だと思う。大臣の起用についても「滞貨一掃」とか「思い出作り」といわれても仕方のない面がある。 首相は、予備費を活用して景気対策をと言…

アフガニスタンの小麦とウズベキスタンの桜

1.アフガニスタンの小麦 たまたまテレビをつけたら「緑」のアフガニスタンが映っていた。荒涼たる荒地のアフガニスタンの写真しか見たことがなかったので少し驚いてみていた。戦争が始まる前のアフガニスタンは緑あふれる国であり、小麦を自給していたとい…

ノーベル賞と「血と労苦と涙と汗」

多くの懸案を抱えながら国会を開けない民主党政権のニュースが報じられるたびに、次第にフォローをするのが馬鹿馬鹿しくなった。政権政党であるにもかかわらず、失敗を野党のせいだとする態度が醜悪だ。優れた政治家には、正しく将来を予測する能力と、それ…

沖縄と東ティモールの歴史の類似

オスプレイ配備に関して、沖縄の引退した大物政治家が「本土は沖縄をいつまで植民地扱いにするのか」と批判していることを、ある政治評論家が週末のテレビ番組で紹介していた。 実は沖縄の歴史と社会を調べていて、大物政治家氏とは全く違う視点で気がついた…

転換点にきた中国の経済社会

1.中国と韓国の「反日」 黄文雄先生は、中国・韓国の「反日」は一部の国民だと主張されている。その理由はここ数十年、日本への密入国、帰化、さらには日本人と結婚した人数において、中国、韓国は常にトップを争っているからだ。生理的に「反日」なら、こ…

内外情勢 2012年10月

1.米国の意思と空母の負担 2隻の米国空母のうち1隻はマレーシア近海に、もう1隻は台湾東方沖に布陣しているとのことだ。マレーシアはブルネイとともに南シナ海の南部に面している。つまりマレーシア近海とは、今まで海南島の制空権が及ばず、今年就役した…

静かに高まる緊張 2012年10月

夏の前半はロンドン・オリンピックで寝不足になったが、ずいぶん昔のことのようだ。夏の後半は国際政治の現実に振りまわされた。台風が過ぎ去って、オスプレイが岩国から沖縄に配備された。岩国・普天間間1000キロの距離を2時間ほどで何事もなく飛んだ。県知…