2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

政治ノート 不気味な政党、民主党

連立与党を構成する社民党大臣は、普天間移転先を辺野古周辺とする閣議決定に署名せず罷免された。郵政預金限度額引上げ法案は6時間の審議で強行採決される。剛腕幹事長氏が、郵便局長さんたちの会で約束したかららしい。普天間ばかりであまり報じられてない…

北朝鮮 危機管理とその後

韓国哨戒艦の撃沈事件は北朝鮮の魚雷によるものだと断定され緊張が高まった。6月には米韓軍事演習が予定された。演習といっても、北朝鮮側は相応の対応をとらざるを得ないため、食糧を含めて経済力が弱い北朝鮮は消耗戦に追い込まれる。日本の鳩山首相は「先…

沖縄の将来

普天間移転は限りなく現行案に近いものに戻ってきた。政府は努力したと言訳するために、訓練のローテーションを九州各県に受入れるように言っているが、個人的には、まともではない考え方なので難しいと思う。というのは2カ月おきに転々とする海兵隊員の気持…

日系ブラジル人の可能性

2022年のサッカー・ワールドカップの日本招致に向けてプレスリリースがあった。サッカーのJリーグができて一番大きな変化は、ブラジル、イタリア、スペイン等の国の人々を無条件に尊敬できたり、好きだったりする人が著しく増えたことだと思う。個人的にも世…

独学修行 あれこれ

このところNHKの教育テレビやっているハーバードの白熱授業“JUSTICE"というのが面白くて時々、夜更かしをする。こんな政治哲学の講義があるのは新鮮な驚きだった。考えてみれば、古今東西どちらの国においても、哲学は対話を通じて教えられてきた。こうした…

政治ノート 哀しいまでの無能さと二つの希望  

宮崎の口蹄疫被害の惨状が次第に明らかになってきた。初動対策の遅れと明確な指示を出さないまま外遊した農水大臣と報道管制を引いたと言われる総務大臣に批判が集まりそうだ。一方、普天間移設問題は、案の定、先送りになった。首相の発言は羽毛よりも軽く…

政治ノート 有事斬然

さわやかな5月の風に明の崔銑(さいせん)が作り勝海舟が好んだ言葉といわれる六然訓(ろくぜんくん)を思い出した。 自処超然(みずから処することちょうぜん) 処人藹然(人に処することあいぜん) 有事斬然(有事ざんぜん) 無事澄然(無事ちょうぜん) 得意澹…

教養課程で身につけたい5つの能力

5月連休前から国内外で様々なニュースがあった。民主党幹事長が1回目の検察審査会で全会一致で起訴相当と判断された。普天間基地移転の候補地は予想通り辺野古に戻ってきた。首相は沖縄を訪問して厳しい歓迎を受けたが、報道する記者が真面目に解説をすれば…