2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

時論 11年2月

チュニジアのジャスミン革命が飛び火し、対外的には中東和平の要といわれたエジプトのムバラク政権が退陣した。北アフリカ、中東の長期政権は一様に警戒をはじめた。イランでは当初反米革命として歓迎したが自国のデモが自由化を求めると弾圧に転じ、死傷者…

森の国日本(2) 荒廃と山地酪農

東京農工大の「森林・林業実務必携」(朝倉書店07年)という辞典を傍らに置きながら、引き続き森林関係の新書を何冊か並行して読んでいる。何が起きているのか、一般に報道されることが少ないため、今一つはっきりしなかったが、四手井先生の考え方を骨組みと…

森の国日本 四手井先生の考え方 

日本の国土の2/3、2500万ヘクタールを森林が占めている。第二次大戦後の都市開発によって森林は減少しているとばかり思い込んでいたが、営々とした植林活動によって日本の森林面積は減ってない。日本の南北に2000㎞と細長く、その中央を走る山脈の南北で気候…

地方制度革命の地平 道州制の前に考えること  

サッカー・アジア杯で日本が勝ち日本中が明るくなった。九州では霧島連山の噴火があり避難命令。300年前の噴火と似ているようだ。北国では連日の大雪で一人暮らしの老人たちの雪下ろしが報じられいる。2-3年前に財政破綻した夕張市の65歳以上人口は全市民の4…