スラムダンクの勝利学

 政治経済や歴史の本を読む合間の気まぐれに、スポーツドクターの辻秀一さんが書かれた「スラムダンクの勝利学」(集英社インターナショナル2000年)を手に取った。「スラムダンクは人生の哲学書である。正しい技術・考え方を習慣化する。こうなりたいという目標をたてて、有言実行。自分らしく実力を発揮するために心技体すべてにわたって、向上したセルフイメージを拡大していくこと。それが正しくできれば、必ず自己成長につながり、一流になれる。」と以下の26章にわたって書いている。COACHの資質とは、COMPREHENSION(理解) OUTLOOK(見通し)AFFECTION(愛情)CHARACTER(性格)HUMOR(ユーモア)だという。政治の指導者も要求されるものは同じかもしれない。本番に必要な精神力は、CONCENTRATION(集中) CONTROL(冷静さ)CONFIDENCE(自信)に加えてチームメイトとのCOMMUNICATIONだという。CONTROLは、COLLECTEDやCALMの方が適切なのかも知れないと悩みながら・・・。多くの受験生、就活生、ちょっと疲れた人とともに、もう一度休みの日に「スラムダンク」読み返してみようと思った。
1.根性は正しく使う 
2.自主的な目標設定をしよう!
3.目標達成への鍵は、理解と覚悟だ
4.心技体を変化させる
5.「するべき事」をする
6.「今」に生きる!
7.必ず自分に返ってくる!
8.良いところ見る
9.「反省」と「確認」は違う!
10.目標に向かって「石」を置いていく
11.目標に情熱を注ぐ
12.チームワークの条件とは
13.本物のチームワークとは
14.「怒り」の感情をコントロールせよ!
15.あきらめは最大の敵である!
16.不安はどこから来るのか?
17.「大丈夫」と言えること
18.感動を与えることの意味
19.休養がプラス思考を生む!
20.健康の意味を知る!!
21.3つのCと4つめのC
22.波を感じる
23.コーチの資質
24.結果の捉え方こそ勝負の分かれ目なのだ!
25.誰のため?
26.「感謝すること」こそ勝利と一流への道