「二酸化炭素から世界が見える」 緊急出版企画の検討
以下、企画書ではありますが、採算計算がありません。出版部数、マーケティング、気にしておりません。諸賢の御意見を乞う。
①想定読者:民主党二酸化炭素25%削減案に賛成な人と反対な人。幼稚園生から大人まで。
②目的:日本の将来に及ぼす影響が大きいため、数字を踏まえて議論する前提を作る。
③出版理由:政権党といえども国民的な議論と覚悟なしに選択すべき進路ではないこと。
④参考モデル:「クジラから世界が見える」
ウーマンズフォーラム魚・編、遊幻舎刊 本体1600円
⑤企画担当者の思い
同書の推薦の言葉を小泉武夫先生が述べられています。その格調高い文章の中の「クジラ」という文字を「二酸化炭素」という文字に置き換えてみるとこうした本を出版する理由がはっきりします。(小泉先生、勝手にごめんなさい。本当にいい文章ですね。)
次のような推薦文がいただけるような本が必要です。
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明日の日本をになう子供たちに、二酸化炭素のことはぜひ知って育ってもらわねばなりません。そこに将来のこの民族の存続がかかっているからなのです。その意味でこの本はとても大切な役割を持っています。
今、世界中を巻き込んで論争されている二酸化炭素と人間の関係を、豊富な科学的データと情報を満載して、子供たちにわかりやすく解説した本はこれまで皆無でした。ですからこの本は待望の「子供たちへの啓発の書」といえましょう。日本を受け継ぐ子供たちが、本書によって正しい認識で二酸化炭素の働き、二酸化炭素と地球環境との関わり、二酸化炭素と人間の文化との関係などを知ることは、二酸化炭素と人間とがこれからも共存しながらすばらしい地球をつくっていくことにつながるのです。
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⑥本書のサイズ等
A4 50頁で、見開きA3サイズの絵本 漢字にはルビ付き
子供向けだが、大人もためになる本
「小学生にエグゼクティブ・サマリーを読ませるな」という編集者の心意気が重要
⑦内容案(第一稿)
part1 みんな呼吸をしているよ
空は何からできているの
空気の成分 気体の種類
二酸化炭素はどれくらいあるの
二酸化炭素は必要なの
呼吸するって何
空気はぐるぐる回っている
君の生活と二酸化炭素
空気の循環て何
人間が活動すると二酸化炭素が増える
国際的なルール
二酸化炭素についてどんなことがわかったの
二酸化炭素ってどのくらい出るの
二酸化炭素と温暖化
人間の活動と二酸化炭素
part2 二酸化炭素と人間
昔の生活と産業革命
先進国と発展途上国
ナゼたくさんの二酸化炭素が出るの
今は二酸化炭素は嫌われているの
part3 いろいろな考え方
国際的なルールと各国の排出量
絡まる各国の利害と将来
これからどうなるの
二酸化炭素が増えると、世界はどうなるの
バランスを取らないと大変
これからどうしたら良いの
ぼくたちのできること
これからの研究
何で揉めているの
世界のルールをどうするの
ルールが決まらなければ何もしなくていいの?
こんな本あったらいいな!!!