2012-11-06から1日間の記事一覧

1972年1月の尖閣諸島 武藤貞一の大局観

武藤貞一(1892-1983年)さんという戦前、戦中、戦後に活躍された評論家が80歳となる昭和47年(1972年)1月に書かれた所論を読んでいる。毛沢東が1893年生まれなのでほぼ同世代だ。以下、その大局観に脱帽し、要旨を紹介したい。中国の活動の焦点の一つは、…

離島奪還訓練の中止と尖閣諸島の価値

11月3、4日の共同通信の世論調査で野田政権に対する支持率が11.5%下がり17%台となった。もう一つ唖然とすることが報じられた。11月5日から16日まで行なわれる日米共同演習で、沖縄県の無人島で計画されていた離島奪還訓練が岡田副首相の中国へ配慮すべ…